母(ババ・90歳)と暮せば~ざわざわ介護日記~

実母と暮すフルタイム勤務のキャリアコンサルタント日記

「あちらにいる鬼」を観て潔さについて思うこと

仕事が休みの日は

なるべく非日常に触れます。


ババをマッサージ店に置いて

映画を観に吉祥寺へ。


あちらにいる鬼


この作品で心が動いたのは

潔さについて



好きな人との思いを断ち切るために

作家は出家することを選ぶ

その作家役の寺島しのぶは

実際に髪を落とす。


人は転機のとき

どう振るい、何を選択するのか


身を切るような選択でしか

前に進めないこともあるよね




寂聴さんの小説

の主人公は

結局人は一人だという

諦観とだからこそ

人を求める情念を感じる。


何かを選択することは何かを手放すこと

介護も何を手放すのか選択の日々。