母(ババ・90歳)と暮せば~ざわざわ介護日記~

実母と暮すフルタイム勤務のキャリアコンサルタント日記

それぞれの息抜きも必要ということで…

介護する人、される人の気持ち



介護する側のストレスは言うまでもなく
タントあります。
けれど、される側のストレスも結構あるのでは
ないかと思います。


わがままを言って、訳の分からないことを言って
こだわりがあって、自由きままで
そんなババでもそれなりの気遣いもあるような
気がします。
洗濯ものを干したり、簡単な掃除や
食器の洗い物などなど、
本来自分一人で暮らしていた時には
これに料理なども加わっていたので、
今はだいぶ楽にはなっているとはいえ、
人に合わせる生活をしていなかったので、
放っておけば、好きな時に食べて寝る、
お腹がすけば近所のコンビニでおにぎりを
買ってくるという日々を送っていた人には
窮屈な暮らしになったともいえます、


一緒に暮らし始めてすぐは
あまりにもマイペース過ぎて
フロアを分けて暮らさないと無理かなと
思うほどでした。


それでもこの一年でお互い
プチっと気になることも
だいぶスルーすることができるように
なってきているように思います。


そして、それぞれ時には解放デーを作るのが
大事かなと。


私は夕べ突然ですが、仕事帰りに
一杯だけワインを飲みました。
桜もほころび始め、
テラスで久しぶりに友達とカンパイ。
ババの夕飯は気になっていたけれど、
ちょっと自分を甘やかしたい気分でした、


ババの方は本日友達に誘われて落語に
行きました。
耳がかなり遠いので行っても
全く聞こえないと思っていましたが、
それでも行くというので、
帰って来て聞いたら
案の定、全く何を言っているか不明だったそうです。


それでも、私は
それぞれ息抜きの時間を作ることができれば、
中身はどんなことでもいいと思うのです、


コロナではそれができず
家でちんまりと収まっていましたが、
これからはお互い外に飛び出すことも
多くなるでしょう。


ただ、迷子になるのだけは困るので、
今グーグルマップの見方を特訓しています、


安全を優先して
毎日をこもって暮すより、
多少危なくても
新しいことが何か一つでも
あるワクワクを大事にしたいと思います。


夜お好み焼きをしっかりと
食べて、
ババはこう言いました。


そうそう、
なかなか立派な人が
お話しされていたわよ、


がババの本日の感想でした。


心が動くことがあって
よかったね、
笑い合えることが


あってよかったね、


明日もババにとって
また新しい初めてが
ありますように。