母(ババ・90歳)と暮せば~ざわざわ介護日記~

実母と暮すフルタイム勤務のキャリアコンサルタント日記

認知症は伝染するのかもしれない

忘れ物大会で優勝できそうな1日でした



仕事場に行くと昨日忘れたポットが
デスクに鎮座していました。


今朝あんなに探したのにこんなところにいたのね。


ショッピングバッグが面談するデスクの引き出しにあり
やっぱりあなたのだったのね
と仲間が笑いながら届けてくれました。


それからそれからロッカーのカギがなくなりました。


そこで、同僚の男性にむりやり
ドアをこじ開けてもらいました。


へ~ふつうに開いちゃうんだねと感心したりして。


どうもババの認知症に感染したらしい。


探して当たり前、なくて当たり前の日々、
だんだん自分も物忘れに対して免疫ができて
しまったようです。


元々大雑把な人間ではありますが、
ここまでくると
もうババに「いつも探し物ばかりしているね」
なんて言ってはいけませんね。


ババをまねて、いろんな物を首からぶら下げて
歩くという手もありますが、
さすがに仕事場ではそうもいかず。


忙し過ぎるのよと友人は慰めてくれますが、
暇なときでも物がよくなくなります。


認知症は遺伝性のものだとしたら、
私は今からイチョウ葉エキスを
飲んでおいても進行を止めることは無理でしょうか。


仕事帰りにはみぞれのような雨は
ようやく上がっていました。


あ、そういえば、傘おいてきちゃった。


ま、いいか。
明日があるさ。


ババにももっと大らかな
気持ちでいなくちゃね。


ということもまた、
家に帰ると忘れちゃうんでしょうね。



せっかく咲いた桜が凍えそうな花冷えでした。