ちょうどあの日、あの時、
私は税務署からの帰り道を歩いていました。
東京でも電信柱が大きく揺れ、
建物がゆがんで見えました。
商店街は時間が止まり、
私はいきなり映画のセットに飛び込んだように
感じました。

たまたま11年後、私は同じ道を歩いていました。
津浪で流される家々の映像に
言葉もなかったあの頃の気持ちが蘇ります。

今は誰も予期しなかったパンデミックの渦中。

ウクライナの悲劇も
先のストーリーは見えてこない。

大きなため息をつきながら
それでも顔をあげて歩かなければ
こけてしまいます。

キャリア理論にブランドハプンスタンス
という理論があります。

計画された偶発性

人生には予期しないことが起きるが
その偶然を活かす。

どんな状況でも人は再起してきたし
これからも。

ババは本日デーサービス。

私は仕事は休み。

11年前には想像していなかった毎日。

いろいろあるけど
あの日を心に留めれば
いろいろなことも
乗り越えられるよね。

米粉のお菓子屋さんを見つけ
クッキー買いました。
ババは抹茶が好きです。
最近では私の好みより
ババを優先です。

小さな幸せに感謝して
あの日亡くなられた方の
ご冥福をお祈りしました。