母(ババ・90歳)と暮せば~ざわざわ介護日記~

実母と暮すフルタイム勤務のキャリアコンサルタント日記

桜の季節ですが、ババは鼻→歯痛→目の不調

どこに行っても花が咲いていて、
慰められますが、
ババは相変わらず体の不調を見つけては
訴えてきます。


友人に聞いても実家に帰るたびに
不調訴え大会らしいのですが、
不安や甘えなのでしょう。



年齢を重ねることを美化することを
たまに聞きますが、
花も散り時があるように、
散りゆく季節を見極める
ことも大切なように思います。


どうせなら、その時まで
せめて味わいのある時間を過ごす
覚悟を持っていたい。
桜が教えてくれるのです。

ババと温泉旅行…実行する勇気



たまにはババを温泉にでもと

一泊旅行を計画。

歩くと心臓パクパクなので

福祉協議会で車椅子を借りました。

調べてみるといろんな支援があるんですね。




朝も夜もバイキンでババは私の1.5倍は

いただきましたね。

お刺し身、煮物、お蕎麦、サラダ、ローストビーフ…

そんなに食べて大丈夫?

というほど。


温泉にも夜2回、朝からも入り

朝粥、パン、納豆、ヨーグルト

食べまくり、さらにお昼は寿司屋で

握りをペロリ。


心臓を除けばホント元気なんです。


一つの臓器が悪くなると

全体に波及し、行動制限を余儀なくされるけれど、意欲もありながら思うように動けないのが加齢の辛さですね。


とはいえ、残念ながら私は運転、車椅子押しなどで少しも休暇にはなりませんでした。


トホホ





それでも春はやってくるのですね

最近のババはあまりにも性格の変化が激しく
記事を書くのも意欲が失せるほどでした。



身近な者への期待は捨てれば
失望感も和らぐのでしょう。
ババはもう後戻りすることはないのでして、
そう思いながらも
朝からここが痛い、あれがない、
だれだれさんはどうしたっけ?(リピート)


毎日これをやられると
人間できていない私は
打ちのめされるのでした。


それでも気晴らしに一人近所を散歩すると
ここそこに春が感じられ、
何があっても春は来るのだと思ったのでした。




ババと一緒の春はあと何回来るのでしょうか。気を取り直して、ババと共に愛でることといたします。