母(ババ・90歳)と暮せば~ざわざわ介護日記~

実母と暮すフルタイム勤務のキャリアコンサルタント日記

認知症は満腹中枢にも影響するようです

これは我が家のババだけの現象ではない

ようで、友達の家の93歳は、出されたものは

もちろん、目の前の食べ物は全て平らげる

というのです。


ほうっておくと他の家族のぶんまで全て食べて

てしまう勢いだそうですが、我が家もそれに近い!


とにかく食べることへの執着はただものではなく、

しかも前から食べているものも出すたびに

こんなの初めて食べたと言うのが口癖。


食べたものの記憶も、食べたことの記憶もない。

なので出されれば何度でも、何もかも食べて

しまうのです。


子どものようにひたすら食べることに集中する

ババを見ていると、親世代は食べられない経験が

あるので、それはかなりのトラウマなのかもしれ 

ないと思います。だから食べられるだけ食べておいて。どこかに潜ませて、小出しにするのかしら。


食べられるうちに、美味しいものを食べようね。

一人の時間ゼロだけど、仕事が助けてくれる

本日仕事が終わってから勉強会で、

夕飯も外食。


たまにはババと別々にご飯食べないとね。

いつもむかあしむかあしの話ばかりで、

何度もリピートありで、

そのたびにもう聞いたよと言ってしまう。


明日に向かって生きるのではなく、

過去を反芻しなから時間を過ごす。


これもまた、組み立てた積み木を一つずつはずす

ユ〜ターン現象なのね、きっと。


どんなことがあっても仕事は手放さない。

介護だけの毎日はお断り。

ババだってそれは望まないはず。

まあ、帰宅後の家の散らかりようには

目をつぶらなくてはね。


何も見なかったことにして、

お休みなさぁい。

ババは反抗期のようです。衰えではなく、Uターンなのです

ババは近頃いやいや期に入ったようです。


元々わがままな人ではありましたが、
最近は起きる時間も遅くなり、
朝はパンにしてね、ラードヘッドはだめよ、
お野菜たくさん食べたいの・・・。
から始まります。


お風呂に入らない?
→そんな元気ないわ、とソファーでぐったり。
いつの間にかお風呂に入っていて、
やっぱりお風呂は気持ちがいいわね~。


私が仕事帰り、30分遅いだけで、スマホに電話かけまくり。
何か事故にあったんじゃないかと心配で、心配で。


休みの日、確定申告に追われる私に、スマホの質問や
ドクターショッピングのリクエストが。


いったん子育てで手が離れ、自由を手にした私としては、
また人の世話をする役回りとなりました。


認知症は衰えていく機能というけれど、
ある時から人は子どもへと折り返して、
小さくなって消えていくのではないでしょうか。



実際、ババは最近背丈もずいぶん縮みました。


こんないやいや期のババのご機嫌を直す奥の手は
おいしいものの供給です。


本日のおいしいものはこちら。



孫からのプレゼントです。
マカロンブリーフレイズミックスという、
クリームチーズといちご、はちみつのマカロン。
ワインとの相性が抜群!


ババは日本茶がお供だけれど、しばし良い子になりました。
できるだけいろいろな時めきを
プレゼントするからね💗